事業内容
環境にやさしいもの創り
今までの私たちの生活というのは、モノを大量に生産し、大量に消費することを行ってきました。これは経済の発展につながった一面もありますが、環境を破壊したり地球の温暖化など、マイナス的な一面も少なからずありました。そういった状況を背景に、最近注目を集めるのが、故紙や農業副産物などの再利用です。
これは「もったいない」という言葉にもつながるのではないでしょうか。そして限りある資源を有効利用するために私達の組合は取り組んでいます。
非木材植物から製紙用パルプを取り出します。
私達の組合では一度役目の終わった、故紙や農業副産物から、もう一度新しい用途を生み出します。
400年の歴史をもつ西嶋和紙は、稲藁、故紙などといった非木材を素材としている西嶋書道用紙のノウハウを活かしバナナやケナフ、月桃(ゲットウ)、サトウキビ、パイナップル杉や桧の間伐材チップ、雑木チップ、各種果樹剪定チップ麦わら、イモのツルなどから、未晒し、晒し、繊維の叩解の程度など注文に応じ処理加工いたします。
また、これらの非木材から繊維を抽出すると大量の排水を処理しなければなりませんが、当組合では充実した公害設備をもち、山梨県の富士川水系の厳しい排水基準を満たした処理を行っています。